栗の渋皮煮
栗がたくさん収穫できるようになったので、栗の渋皮煮を作りました。出来上がりは、2.9キロ。日頃、お世話になっている方におすそ分けしました。渋皮煮は3日がかりで作ります。アクを抜くために重曹を入れて一晩、甘煮にした後、味をしみこませるために一晩かかります。なかなか大変ですが、栗の美味しさを味わうために大事な栗仕事の一つです。この作り方は、飛田和緒さんの「私の保存食手帳」のレシピです。梅のポタポタ漬けなど我が家の保存食のバイブルです。
栗の渋皮煮の作り方
材料 栗500g 重曹小さじ2 シロップ(水2と2分の1カップ、砂糖 200g)
- 栗は、かぶるくらいの熱湯を入れ、皮をやわらくしてから鬼皮を剥く。(家では栗の皮むき器を使います。)
- 1をかぶるくらいの水を注ぎ、重曹を入れて一晩おく。
- 2をつけた水ごと火にかける。沸騰したら、10分くらい静かにゆでる。水を4・5回取り替えてゆでこぼす。水を変えるごとに栗を流水で洗い、筋のようなものを洗い落としていく。
- 別の鍋に水と砂糖を入れてシロップをつくる。
- 4のシロップに水気を切った栗を入れ、紙の落し蓋をのせて20から30分静かに煮る。
- 一晩そのままおき味をしみこませる。
- 栗を取り出してシロップのみ煮詰め、密閉容器に一緒に入れる。