花月(かげつ)
先日のお茶で花月のお稽古をしました。これは、札の行方によって5人で亭主(お茶を点てる)や客の役割を決め、薄茶を4回点てていきます。とった札によって役割が決まりますが、5人の動きを同時に、全員がスムーズに動けるように足さばきも決まっています。もてなしの茶というより鍛錬の意味合いが強いです。札は花(茶を点てる人)月(茶を飲む人・正客)1・2・3(客)があり、折据(おりすえ)という入れ物に入れ回していきます。着物はたたき染め、落款(作者名)がありました。帯は捨松のもので名古屋帯ですが正倉院文様をアレンジしたものなので茶席にも使える帯です。