開炉

11月になりました。茶道では10月までは風炉に釜を置き湯を沸かしますが、11月からは炉に変わります。利休七則(千利休様が唱えた茶道の心得)に「夏は涼しく冬暖かに」との教えがあります。暑い夏は火をお客様が感じないように最も遠いところに風炉を置きます。反対に寒い冬はお客様が火の暖かさを感じられるように近いところに炉を切っています。最も寒い時期には「大炉」という大きな炉を据えて釜も大きなものを使います。

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