中置濃茶の点前

裏千家で茶道を学んでいます。先日のお稽古は中置のお点前の薄茶と濃茶でした。茶道ではお湯を沸かすために夏は風炉、冬は炉を使います。冬は11月からで初めて炉で茶を点てる時は炉開きという節目になります。10月はその前の月です。少し肌寒くなるので風炉をお客様のほうに近づけて真ん中におきます。これまで風炉の右に置いていた水指は左側に置きます。置くための場所が狭くなるので、細水指という場所をとらない水指を使います。また、お茶もいろいろ余ったものを混ぜて点ててもいいそうです。花もちょっと枯れたような鄙びたものを入れるそうです。風炉の最後の月、名残を惜しんで鄙びた風情を味わっていただくお点前です。着物は紬、帯は半幅帯を貝の口に結びましたが、長さがアンバランスになってしまいました。単の季節も終わりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です