大円草のお点前

裏千家で茶道を学んでいます。先日のお稽古は大円草のお点前でした。これは、裏千家だけのお点前で13代圓能斎宗匠が考案されたものです。現在の坐忘斎宗匠が16代で13代は明治維新後の近代茶道の先駆的な役割を果たした方です。大円盆という盆に唐物と和物の二つの茶入れをのせて運びます。それぞれの茶入れに別のお茶がはいっているので、2種類の茶を点てお客様に飲んでいただきます。右側に唐物の茶入れ(茄子文琳なすぶんりん)左側に和物の茶入れ(肩衝かたつき)を置いています。唐物と和物では仕覆をはずしたり、袱紗で拭く時の手順が違ってくるので、今までのお稽古で学んだことが生きてきます。

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