島原 着物旅

先日、総勢14名で島原に着物で出かけました。鍋島邸(雲仙市国見町神代)-茶寮六三郎(雲仙市国見町土黒)-湧水庭園 四明荘(島原市)が主なコースでした。雲仙市国見町神代にある鍋島邸のお屋敷は内部もお庭も立派でした。鍋島の名前の通り佐賀鍋島藩の支藩の神代鍋島領が1606年から明治まであったそうです。お屋敷のすぐそばにはすぐ船がつけられるようになっていました。今、陸路では遠い佐賀ですが間に有明海があるので水路で行き来していたのですね。豊臣秀吉の時代からですから島原半島の有馬氏などににらみを利かせる存在だったのでしょう。お昼の茶寮六三郎はフレンチ。美しい8種の前菜盛り、テリーヌのオードブル、長崎SPF豚のロースト、クリームチーズのタルトに国見いちごのソース・シャーベットのデザートなどを堪能しました。いたるところに湧水が湧き出ている島原市の湧水庭園四明荘は座敷前と裏手の二か所に湧水の池を持つ美しいお屋敷でした。鯉が泳いでいる池をお座敷から眺めました。悠然と泳いでいた鯉ですが、実は水が冷たすぎて過酷な環境で寿命が2年ほどだと裏話も伺いました。バス旅だったので道中の会話も弾んであっという間の楽しい一日でした。

 

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