三人形蓋置
三人形蓋置(みつにんぎょうふたおき)を頂きました。亡くなった叔母が揃えたお茶道具の一つです。唐子が三人外向きに手をつないだ形の蓋置です。利休様も七種の蓋置として記されているようです。3人のうち一人だけが羽織を着ていてそこが正面になります。よおもしろい形の蓋置です。釜の蓋をのせるとこんな感じです。着物は2代目川村久太郎作の染大島です。帯は大伯母から譲られた名古屋帯です。馬がたくさん織り込まれています。「鎌倉殿だね。」と言われましたが、よく見ると中国風な感じもします。何かの故事に基づいた図案なのでしょう。