電気柵

 稲刈りは終わりましたが、水田には電気柵を張っていました。イノシシの獣害を防ぐためです。数年前に家の畑の収穫直前の田にイノシシが入ったことがありました。米が甘く美味しくなっていたからか、収穫直前の米を倒して田の中で転げ回ったあとがありました。イノシシが入った田の米は獣臭がひどいので刈れません。そのまま残して焼却しました。家の水田があるところは、集落でまとまって電気柵を張っています。ポールや器具は諫早市に申請するともらえるので、それを使って共同作業で電気柵張りをしています。水不足が続いたときのボーリング施設からの水のくみ出しも共同で行っています。今も昔も米作りでは集落ごとの共同作業が欠かせません。その中で具体的な作業の仕方など先輩の農家の方に教えて頂く場面もたくさんあります。

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