盆点(ぼんだて)

 裏千家で茶道を学んでいます。盆点(ぼんだて)のお稽古をしました。これは、貴重な茶入れを大事に扱うお稽古になります。茶入れは、文琳(ぶんりん)という形の唐物茶入れです。中国から伝わった貴重な茶入れの扱いなので、盆にのせたり、手を清めるために「もみ手」という動作をしてから茶入れに触ったりします。また、ふすまの開け閉めの時も両手をつきます。唐物の茶入れの名物ものは、戦国時代は国一つに匹敵したともいいます。着物は紗合わせ、帯は単衣帯です。

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