唐物のお点前

 裏千家で茶道を学んでいます。昨日のお稽古は唐物のお点前のお稽古でした。唐物とは中国からの伝来品という意味ですが、抹茶を入れる茶入れが伝来品の唐物である場合のお点前になります。戦国時代の、唐物の茶入れはとても珍重されて戦功の証に与えられるほどだったそうです。それで、そんな唐物の茶入れを扱うときは、自ずと丁寧に扱います。水指の前に一つだけ置かれたり、扱うときは両手で大事に扱ったり、細い茶入れをつかいます。画像の茶入れは、文琳(ぶんりん)という形です。着物は、絽のトンボ柄の小紋です。帯は、絽の染帯です。伯母から譲り受けた帯です。90歳の伯母の若い時の帯です。ハイビスカスの花が描かれています。夏ならではの柄です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です