夏座敷

 遅くなりましたが、座敷や居間の障子を外して御簾に変えました。外の風が縁側越しに家の中に入るようになりました。障子がないと座敷が縁側とつながって広々となりました。暑い夏を乗り切る工夫です。それに合わせて座敷の掛け軸・玄関飾り・玄関の絵・食堂の額も変えました。暑い日が続くのでつい涼しげなもの、水を感じさせるものに目が行きます。玄関の絵は西岡一義作の日本画「緑陰」です。西岡一義さんは、日本美術院(院展)の特待の作家です。滝がとても涼しげで盛夏に良く掛ける絵です。8月はお盆の月なので、掛け軸は「南海観音」です。父母が中国旅行のおりに求めたものです。

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