洗い茶巾
裏千家の茶道を学んでいます。昨日のお稽古では「洗い茶巾」のお点前のお稽古をしました。これは、盛夏のお点前です。茶碗は口の広い平茶碗です。その中に、7,8分目ほど水を入れて茶巾、茶筅、茶杓を仕込みます。お点前の中で茶碗から茶巾を取り出す時に茶碗の上で茶巾をしぼります。その時の水音が涼を呼ぶ音です。口の広い平茶碗はお茶も冷めて良い服加減になります。暑い夏を少しでも涼しくという工夫があるお点前です。
昨日が7月初めてのお稽古だったので薄物の生紬を着ました。暑い日でしたが、生紬は肌にまとわりつかないので涼しく着ることが出来ました。着物も帯も柄は、すすきやおみなえし・ききょうの秋の七草です。暑い夏ですが季節を先取りして少しでも涼しくしたいです。