茶入れ飾り
25日(水)は茶道のお稽古でした。裏千家で茶道を学んでいます。25日のお稽古は「茶入れ飾り」のお点前のお稽古でした。茶道では、茶会でもてなすということが目標で、そこに至るために茶会の要素を繰り返しお稽古していきます。茶入れ飾りは、お濃茶のお茶を入れる茶入れを主役にして、それを披露します。そこで、お客様が席に入られた時には画像のようにして茶入れを飾っておきます。
お稽古は、着物を着て先生のご自宅の茶室で教えていただきます。25日は、蒸し暑い日でしたが、先生のおうちの門を開け、玄関に向かうと涼しい気配がします。私達が到着する時間に合わせて玄関までの露地に水が打ってあります。何ともいえず爽やかな気持ちで稽古場に向かいました。いつもそうしていただいているのですが、蒸し暑い日だったので殊更ありがたく感じました。先生に御礼を言うと、ご自分の先生(90代後半の大先生です。)がいつもお稽古の日には自ら水を打っておられるそうです。「ようこそ おいで下さいました」という気持ちをこめる。茶道の一番大事なところを教えていただきました。